2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

証券取引に対する課税―トービン税とは何か

以前にこんな記事を書きました。 EUの金融取引税について―国境を越える資金にどう課税するか(導入)~金融のグローバル化について~ - パンダのぼやき 金融自由化―3つの要点と美人投票の論理 - パンダのぼやき 証券取引に対する課税への道筋―ミンスキー理論 -…

証券取引に対する課税への道筋―ミンスキー理論

以前にこんな記事を書きました。 EUの金融取引税について―国境を越える資金にどう課税するか(導入)~金融のグローバル化について~ - パンダのぼやき 金融自由化―3つの要点と美人投票の論理 - パンダのぼやき 簡単にまとめると・・・金融の自由化に伴い、金…

金融自由化―3つの要点と美人投票の論理

以前はこんな記事を書きました。↓↓↓ EUの金融取引税について―国境を越える資金にどう課税するか(導入)~金融のグローバル化について~ - パンダのぼやき “金融の自由化によって国際的な金融取引が飛躍的に伸び、金融危機が起こるようになってきた”というのが…

EUの金融取引税について―国境を越える資金にどう課税するか(導入)~金融のグローバル化について~

グローバル化に伴って、ヒトやモノだけでなく、カネも国境を越えるようになりました。それに伴い、金融危機も発生するようになりました。グローバル化自体は1970年代頃から始まっていたのですが、こうした国境を越えた移動にどう課税するのか?金融危機をど…

就活のスタンス―どのような基準で就活を進めたか

読みました。 今年37歳になる僕がもしも新卒で就活するとしたら。社会に出たから分かるポイントとか。前編かも。 - 心のパンツは脱げるのか? 直接上記記事に言及しているわけではありませんが、就活に関する内容だということで触発されました。私自身、去年…

週刊情報整理―第5号

最近、趣味の合う女性と出会えて珍しくルンルンしています。もっとお話がしたいです!ルックスも普通な感じがまたいい!←失礼 調子に乗るのはこれくらいにして、今日も元気にまとめます。 若者の投票率向上の鍵はお母さんです 親(とりわけ母親)の投票率が子…

ワーグナーの経済論②―社会政策的課税という考え方

以前に、ワーグナーの経済論についてまとめました。 ワーグナーの経済論①―人間は自己利益を最優先する? - パンダのぼやき 簡単に復習をすると、ワーグナーの主張は、これまでの経済学の通説(自己利益を最優先するという行動動機)を批判し、人間の行動動機は…

『波のうえの魔術師』読了

読みました。 波のうえの魔術師 (文春文庫)作者: 石田衣良出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2003/09メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 50回この商品を含むブログ (125件) を見る 以下、感想です。 内容 時は1998年春、大学を卒業ものの就職浪人中の白戸青…

再掲:若者の投票率を上げれば、若者の声は反映されるか

読みました。 若者世代の投票率は低いのか?(島澤諭) - 個人 - Yahoo!ニュース 若者の投票率については、私も以前(2013年10月11日)に書きました。今回はレイアウトを整理して、ちょっと加筆修正して再掲です。↓↓↓ 今回の参院選からネット選挙が解禁となり、…

ワーグナーの経済論①―人間は自己利益を最優先する?

以前はヘーゲルの考え方を踏襲・昇華させたシュタインの租税論についてまとめました。 シュタインの租税理論 - パンダのぼやき 今回はシュタインの議論を引き継いだワーグナーの経済論・租税論についてまとめたいと思います。 ワーグナーの生きた時代 …政治…

シュタインの租税理論

以前にこんな記事を書きました。↓↓↓ 有機的国家論―納税は「義務」という考え方 - パンダのぼやき 上記記事を簡単にまとめれば、「ドイツ的国家論は、全体利益あってこその私的利益であり、全体が損なえば個人も損なうという、運命共同体と捉えられていた」と…

有機的国家論―納税は「義務」という考え方

以前は「原子論的・機械論的国家論」についてまとめました。↓↓↓ 原子論的・機会論的国家論―納税は「権利」という考え方 - パンダのぼやき これと対照的な国家論が「有機的国家論」です。これについて、簡単な復習を踏まえながら進めていきます。 税金を納め…

週刊情報整理―第4号

なんだかインターネットの接続が悪いです。ネット高いな~と思ったから全部解約して、テザリングで繋いでるのですが、そのせいなんですかね。テザリングやると電池の減りが半端じゃない。。。というわけで今日も元気にまとめます。 今週の気になった情報 幸…

私なりの“教養”について考えてみました

センター試験の真っ最中だそうで。センター試験と言ったら大学。大学と言ったら教養!いや、違うか。でも、大学に入ったら“教養”という言葉を一度は耳にすると思います。そこで私なりの“教養”とはこういうことじゃなかろうかということを、大学で勉強しなが…

原子論的・機会論的国家論―納税は「権利」という考え方

タイトルで???となる人も多いかもしれません。自分なりにできる限りわかりやすくまとめてみますので、少々お付き合いくださいませ。 まず、本記事の「原子論的・機械論的国家論」を理解するためには、ホッブズとロック、デカルトを理解する必要があります…

『星の王子さま』読了

読了です。 星の王子さま作者: サン=テグジュペリ出版社/メーカー: ゴマブックス株式会社発売日: 2013/02/25メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る あらすじ 操縦士の「ぼく」がサハラ砂漠に不時着した翌日、1人の少年(王子さま)と出会います。飛行…

その人にとってつらいと思うことをするのが“努力”になる

卒論の提出も終わりまして(といっても1週間前ですが)、とりあえずひと段落といったところです。 卒論の提出で学校に対する提出物はもう終わりかなーなんて思っていたのですが、どうやら“梗概(こうがい)”というものの提出が必要なようです。梗概とは、口頭試…

ホッブズとロックの国家論―租税という切り口から

以前にまとめたものと重複する部分もありますが、重要なところなので改めて書いておきます。関連記事はその都度リンクを貼ります。 ・租税とは何か ⇒その有力な答えは、ホッブズとロックによって与えられた。「国家が市民に提供する生命と財産の保護、この2…

当事者にならないと見えないものがある

以下の記事を読みました。 コーヒーに入れる砂糖の量でわかる金持ちと貧乏人の行動の相似 - ウェブ1丁目図書館 ざっくりまとめると、「理由は違うけれど、やっていることは同じだという“相似法則”」に関する記事です。面白いです。その例として、白兎さんは…

インドの経済発展―IT産業とカースト制度

インドの経済発展が目覚ましいですね。これはつい最近に始まったことではありませんが、将来はGDPでアメリカと争うと言われるくらいですので、重要な国であることは確かです。そこで今回は、インドの経済発展について、カースト制度とITの関係からまとめてみ…

『アルジャーノンに花束を』読了

読みました。アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)作者: ダニエルキイス,Daniel Keyes,小尾芙佐出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1999/10メディア: 新書購入: 75人 クリック: 1,445回この商品を含むブログ (239件) を見る 多少のネタバレを含む感…

パンダの週刊情報整理―第3号

早速ですが、今週もまとめます。 冷戦を知らない子供たちへ 進歩をやめた歴史を生きる(與那覇 潤) - 個人 - Yahoo!ニュース去年10月の記事ですが、TLで見かけたコラム。 最近のアニメは“やたら学園物が多いな”という印象を持っていたのですが、その理由の一…

『[図解]池上彰の 世界の宗教が面白いほどわかる本』読了

読了です。[図解]池上彰の 世界の宗教が面白いほどわかる本 (中経の文庫)作者: 池上彰出版社/メーカー: KADOKAWA / 中経出版発売日: 2013/09/02メディア: Kindle版この商品を含むブログ (3件) を見る 政治・経済・社会などのわかりやすい解説で有名な池上…

健康は誰のために維持しますか?

私の生きがいの一つとも言える番組、「sakusaku」を見ていた時のこと。これは神奈川県のローカルな音楽番組で、ゆるゆるした空気感、音楽番組のはずなのにゲストの新曲の宣伝をほとんどしないようなところがたまらないです。tvk(テレビ神奈川)の朝7時半~8時…

就職活動における面接の質問は「学生時代に頑張ったこと」だけでいいんじゃなかろうか

「働く」ということについて、ちょこちょこエントリを見かけたので、今回は私が就職活動の面接の中で思ったことについて、つらつらと書いていきたいと思います。一応書いておくと、ここでの就職活動とは新卒採用のことを指しています。 私が思ったことを先に…

『レイヤー化する世界』読了―

今更感がありますが、『レイヤー化する世界』読み終わりました。 レイヤー化する世界―テクノロジーとの共犯関係が始まる (NHK出版新書 410)作者: 佐々木俊尚出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2013/06/05メディア: 新書この商品を含むブログ (27件) を見る 簡…

パンダの週刊情報整理―第2号

実家から一人暮らしのアパートに戻ったら、トイレが水浸しでした。何かと思って不動産に連絡したら、上の階の水道管が破裂したそう。明日まで業者も来ないのでどうしようもないとか。連絡しろやこらー。知ってたら6日以降に帰ってきたわ。CDTVも録画出来てな…

『幻覚少女』読了

『幻覚少女』という本を読みました。 幻覚少女 作者: 根本聡一郎 発売日: 2013/12/16 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (1件) を見る これはタブレットでアマゾンの中をうろうろしていた時に見つけた本で、100円だったので「安っ!」と思ってとりあ…