2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

読書する意味

今年の振り返りは皆さんがやっているので、敢えて私は普通の記事で年越しをしようと思います。 いや、実は振り返ることが面倒なだけです、すみません。 あっしかも投稿数100越してるし・・・あんまり記念とか気にしないタイプです、ハイ。 本を読んで、考え…

戦争と税金―戦争は税金の生みの親

タイトル通り、戦争と税金は切っても切れない関係にあります。先に大まかなポイントと流れだけ示しておきます。先にポイントを抑えることで理解が早まるかと思います。 ☆☆☆ 戦争→財政危機→国王の増税路線→議会権力(国民側)の強化→勢力を増した議会が分裂→新…

なぜ、私はネットで発信しているのか

こんなエントリを読みました。 楽しいことが、話せない。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。 これを読んで、私がネットで発信している理由が明確になったというか、再確認できたので、それが鮮明なうちにまとめておこうと思います。 私は最近、無口だと周…

マーケティングの汎用性―マーケティング的な視点ってすごく大事

日経新聞を読んでいた時のことです。日経新聞の1番最後のページの左上に、「私の履歴書」という連載?があります。私はこの存在を知ってはいたものの、特に興味のある人が出ていたわけではなかったのでスルーしていました。 しかし、たまたま目についた今月…

パンダの週刊情報整理―第1号

最近はプログラミングをかじってみたり、電子書籍に挑戦してみたり(もちろん読むほうですよ)と、何かと新しいことをやってみたい気分に駆られています。ということで今度は、毎週日曜日に、自分の情報整理も兼ねて、気になったニュース等に一言二言添えて紹…

好きなアーティストとの「適切な距離」について考えてみました

こんな記事を読みました。 「見た目の距離」と「愛情の強さ」について - いつか電池がきれるまで ごくごく簡単に言えば、中島みゆきさんが以前に、「私のコンサートはなぜか後ろの席から売れていく」とおっしゃっていたそうですが、fujiponさんはその後ろの…

租税問題が国家を揺るがす―「家産国家」から「租税国家」へ

イギリスの市民革命史をたどると、租税がいかに重要な問題かということを痛感します。租税が重要な問題として捉えられるようになったのは17Cからなのですが、なぜこの時期だったのでしょうか。ここでキーとなるのが「家産国家」から「租税国家」への移行です…

私にとっての新聞は情報収集ツールではなく、世論把握ツール

最近、新聞の読者層や読者にとっての新聞の位置づけみたいなものなどに興味があって、ちょっと調べてみたのですが、自分の感覚との乖離が見えたのでまとめておきます。 ・新聞の読者層 まずは新聞の読者層から。BLOGOSで紹介されていますね。 新聞はいま、誰…

『私たちはなぜ税金を納めるのか』、読了

読了です。 私たちはなぜ税金を納めるのか: 租税の経済思想史 (新潮選書) 作者: 諸富徹 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2013/05/24 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (4件) を見る 社会科学を勉強している者からすると、非常に勉強になる本でした。…

社会問題が引っ張る需要

ちょっと前の記事ですが、こんなのを新聞で読みました。↓↓↓ 「料理しない消費者」争奪戦 スーパーなど総菜強化 :日本経済新聞 内容を簡単に説明すると、共働き世帯や高齢者の単身世帯が増えたことによって、いわゆる「中食」(家庭外で調理された食品を購入…

「映像」より「文字」が好き

ちょっと前ですが、こんなエントリを読みました。 ふたり - ruru on the roof 本当になんてことない日常をつづっているだけのエントリなのですが(失礼な言い方しかできなくてすみません)、こういうの、ものすごく好きです。幸せというのは、こういう日常的な…

日本の人口増加政策は、自治体が担うことになるのかも?

こんな記事を読みました。 人口減少時代に、人口を10%も増やし、いきいきと若返ったまち|2030年のビジネスモデル|ダイヤモンド・オンライン 内容は 、人口減少・高齢化の時代に逆行するように人口を増やし、まちを若返らせた、千葉県流山市の成果に関する…

「Chikirinの日記」の育て方、読みました

「Chikirinの日記」の育て方、やっと読めました。前々から読みたいとは思っていたのですが、電子書籍にしてはちょっと価格が高い気がしたし、何よりipadだからkindle版は読めないと思い込んでいました。しかし、ふとしたきっかけでipadでもkindle版が読める…

卒論で、周りとの「ギャップ」を実感しました

12月、1月あたりは、大学生や大学院生の卒論・修論の時期ですね。なぜ、急にこんなことを書き始めたかというと、自分が作業をしている時の周りの会話の内容に、どうも違和感があったからです。 というのも、私の考える卒論とは、「大学4年間の学業の集大成」…

どうしたら生活保護受給者は減少するか

これまでは、 生活保護制度の概要 - パンダのぼやき と なぜ、生活保護受給者は増大したのか? - パンダのぼやき についてまとめました。今回は、これらを踏まえた上で、生活保護制度に関する課題と対策について考えていきたいと思います。 これまでに検討し…

なぜ、生活保護受給者は増大したのか?

前回は生活保護制度の概要についてまとめました。 生活保護制度の概要 - パンダのぼやき 今回はそれを踏まえた上で、なぜ、生活保護受給者が増大したのか、について考えてみたいと思います。 ・生活保護受給者増大の背景 生活保護制度そのものの問題点だけで…

勉強して欲しいなら、勉強するメリットをはっきりさせるべき

下記記事を読みました。 採用、再び成績重視 三菱商事や富士通など15社 :日本経済新聞 2015年3月卒の新卒採用に関して、「学業成績」を重視する動きが出てきたようです。私も経験しましたが、これまでの新卒採用では、成績書の提出を選考中に求められるケー…

生活保護制度の概要

「生活保護2法が成立 不正受給の罰金増/事前支援に重点」『朝日新聞』 http://digital.asahi.com/articles/TKY201312060664.html?_requesturl=articles/TKY201312060664.html&ref=comkiji_txt_end_s_kjid_TKY201312060664 生活保護法が1950年以来の大幅見直…

学びを自分に惹きつけることが、学ぶ意欲につながる

国際学力テスト(PISA)、日本「学力向上」順位上げる 上記の記事を読みました。どうやら、「脱ゆとり教育」が功を奏し、国際学習到達度調査(PISA)の日本の結果が良くなったようです。それは喜ばしいことだと思いますが、がっつり「ゆとり世代」で無知な私は、…

初めて格差を「体感」した

ちきりんさんの企画、「伝えたいメッセージを起点としてブログを書く練習」に参加します。まぁまぁ暇だし、いい機会だと思うし、なによりちきりんさんに紹介されたい(笑) 伝えたいメッセージを文章にする、ということ - Chikirinの日記 この企画のテーマは実…

「所得」概念と「租税」理論―アダム・スミスの経済学体系

前回はスミスがなぜ消費課税に反対したかを書きました。 なぜ、アダム・スミスは消費課税に反対したのか - パンダのぼやき 今回はスミスの考える経済学体系を理解することで、消費税に対する彼の考え方をより深めてみたいと思います。 ・スミスの経済学体系…

なぜ、アダム・スミスは消費課税に反対したのか

近年の日本の消費税引き上げ論争の参考になるかもしれませんので、まとめてみます。 ・スミスは消費課税反対論者 大まかな主張の要約: ①:個人の支払い能力に応じた課税を実現するためには、本来は所有または所得に応じて課税されるべき。しかし、消費課税…

スパコン

スパコンというものを初めて知ったのは、民主党政権の事業仕分けでの「2位ではなぜダメなのか」が話題になってからです。メディアもかなり大々的に取り上げて、確か流行語にノミネートされていた気がするので(不確かです)、名前は知っている人も多いと思い…

各メディアの特徴と未来像―私の活用の仕方から

・新聞 新聞は一応毎日読んでいます。ただ、スタンスとしては図書館に置いてあるから読むといった感じで、買うかと言われたらたぶん買わないです。やはり値段が高い…。目を通すのは解説系(読売でいう解説面みたいな)か論文系(日経でいう経済教室)、時た…