部屋探しと就活は近いと思います

来年から就職だということで、新居を探してきました!いやぁ、いい物件と素敵な担当者に出会えて即決でしたwとりあえず決まってよかった。引っ越しは来月ですが、久しぶりに新しい街に住むのでワクワクしております。


前置きはこれくらいにして、今回は部屋探しのプロセスとその中で思ったことをまとめておこうと思います。

部屋探しのプロセス


一応今も一人暮らしをしてはいるのですが、前回の部屋探しは親同伴だったので、あんまり良く覚えていないのです。部屋だけ選んで、後は完全に親任せでした。はずかしい^^;


だから今回の部屋探しは実質初めてなわけです。さて、何から始めればよいのやら。で、最初に思い浮かんだのが場所。まぁそうですよね。どこに住むかを決めないことには家の質を決めようがありません。場所については私の場合そんなに悩みませんでした。職場と実家の間に住めば大体30分圏内の通勤になりそうだったので、実家も職場も近い!最高じゃないか!ということで今の場所に決めました。



場所が決まれば次は本命の家探しです。いきなり不動産に行こうかとも思ったのですが、駅前に不動産って色々あって迷いそう(初めての場所なので道的なものも含めて)だったので、とりあえずスーモやらホームズやらを見て自分の条件(家賃、間取りなど)と照らしながらいくつか家をピックアップ。その中で一番良いと思った家を提供している不動産に行きました。


そうそう、ネットで探していて思ったのですが、キッチンの切る部分(流しとコンロの間)がない物件って案外多いんですね。今住んでいるところにはその部分があるので当たり前かと思っていたのですが、結構びっくりしました。



ちょっと逸れました。で、ピックアップした物件情報を携えていざ不動産へ。最初の不動産の雰囲気はちょっと固めでした。

不:いらっしゃいませー。
私:一人部屋を探してまして。
不:かしこまりました。おかけくださいませ。
私:はーい。


これだと普通だと思われるかもしれませんが、表情がなんか固かったんですよね。まぁそれは全然いいんですけれども。多分私が変にワクワクしてただけなんで。で、もろもろ相談しつつ、部屋もいくつか見学させてもらって、とりあえずこの中ならこれだなーというのを決めてそこを出ました。



まだ時間もありそうだったので、ちょっと休憩しつつ、もう一件の不動産に入ってみました。ホントにたまたま見かけた不動産です。

不:いらっしゃいませー!ニコッ
私:こんにちは。一人部屋探してまして。ニヤ←ぎこちない
不:どうぞどうぞお座りください!今お茶をお持ちしますので!
私:ありがとうございます。


※前の不動産でもお茶は出ました。


入った第1印象。まぁ爽やかなこと。こっちもつられてニヤついてしまいました。私は決して爽やかではありません。で、もろもろ相談するわけですが、なんというか、楽しいんですよね。世間話もそうですが、物件紹介も、「これなんてお客様には本当にオススメですよ!キラッ」「今さっき入ったネットにも載ってない物件もありますよ!キリッ」みたいな、自然とこっちも選ぶのが楽しくなる感じで。しかも決して鬱陶しい感じでもないんです。見学の移動中も周辺施設をちゃんと説明してくれて助かりました。すごく楽しそうにお仕事をされている印象をうけました。なんかセールストークにいいように乗せられているような感じですが、金銭面はきちんとシビヤにいきましたので大丈夫ですwというか、その場で担当の方が家主さんと連絡とって、少し家賃を値引きしてくれましたし!



他方で一個前の不動産。こちらもきちんと要望通りの物件を出してくれました。全然落ち度などなく、文句など全くありませんでした。でも、それだけなんですよね。要望通りすぎるというか。見学の移動の際も、特に言葉もなく・・・それはそれで別に良いのですが。。。これが過剰な消費者意識というものなのですかね。要望通りで何が問題なんじゃ!求め過ぎじゃ!と怒られそうなのですが、何というか、家選びとなると、サラッと決めたくないんですよね。家を借りるって20万くらいはかかるもので、学生にとってはかなりの出費。だからこそ、何かこれ!というひと押しがほしいというか。あまりに普通すぎると決断しにくいのです。

就活と家探しは実は似ている


なんかダラダラ書いてきましたが、ここでやっと本題です。今回の私の家探しのプロセスとしては、

場所決め→条件を決め、それに合う部屋をネットでピックアップ→現地の感覚(間取り、キレイさ、紹介してくれる人?など)→それぞれの条件を比較、自分の優先順位の確認→決定


という感じなのですが、これって就活と似ているような気がするのですね。このプロセスを就活に置き換えて見ると、場所決めは勤務先(配属で変わる可能性があるとはいえ、とりあえず上京するのか地元で働くのかを決める)になります。次の条件決めは賃金や福利厚生、業種、職種などが当たると思います。現地の感覚は説明会ですね。そしていくつか行ってみた結果で掴んだものと自分の優先順位を確認しつつ比較をして、妥協点を探り、決定するのです。


就活に関しては相手にも採用するかしないかを決める権利があり、部屋にはその権利が基本的にない(審査などはありますが)というのが決定的に違うのですが、プロセスは大体同じだと思いました。

自分の優先順位を考える


結論はもう言っちゃったのですが、もう一つ言いたいことは、就活にしても家探しにしても(もしかしたら他のことも)、自分が何を優先し、どれなら捨てることができるのかを考えることが重要だということです。


どれだけ念入りに探したとしても、完璧な職場も家もありません。私も実際就活をして、欠点なしの会社なんてありませんでした。今回の家探しでも、バストイレ別、しかも独立洗面台、部屋も広い…となると家賃の許容範囲を超えたり、駅からやたら遠かったりと、何かを諦めざるを得ません。この基準は人によって違うと思いますが、私は駅までの距離を捨てました。それくらい部屋と家賃がいい感じだったのですw


あと、もう一つ大きかったのが、前述の偶然入った不動産屋の担当者が良かったというのもあります。部屋の条件自体は最初の不動産と大差なかったのですが、担当の方が本当に良くしてくださって、家賃の値引きを交渉してくれたなど、私の要望を超えるくらいの対応をして下さいました。これも決め手の一つです。



月並な主張ではありますが、人生とはこういう選択の連続なのでしょうね。何を優先し何を捨てるか。今回は良い判断ができたと満足していますが、今後も良い判断ができるかはわかりません。どうしたらそういう力が身につくのですかね。ちょっとわかりませんが、適切な選択のできる人間になりたいものです。


初期費用抑えたいと言えばもしかしたら値引きしてくれるかもなので、言うだけ言ったほうがいいですよ~
あとは前の物件の家賃これくらいなんですけどぉ~とかねw良好な関係が作れれば案外値引きっていけるんだなと思いました。



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