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学生時代にしかできないこと、もしくはすべきこと

ひとりごと・コラム系

 こういった類の話はいろいろなところで氾濫していると思われますが、その氾濫しているものにどうも違和感がありますので、私が考えるところを書きたいと思います。結論から言っておくと、私は「学生時代にしかできないこと、もしくはすべきこと」は「学業」だと思っています。

 

 まず、世間一般に聞く「学生時代にしかできないこと、もしくはすべきこと」について、いくつか並べてみたいと思います。あくまで主観です。

 

・時間があるから海外に行って視野を広げるべき

・とりあえず英語はやっておくべき

・社会人になったら遊べないから今のうちに遊んでおくべき

 

思いつく範囲で挙げるとこんなところでしょうか。もっと出てくるかと思っていましたが、案外出てきませんでした…

出てきた範囲で思うところを書きます。

 

 まずは「時間があるから海外に行って視野を広げるべき」という話です。これは一番言われることではないでしょうか。私の内定先でも言われました。これについて、別に間違っているとは思いません。ヨーロッパみたいな長期旅行はそれなりの時間が必要で、社会人になると行きづらいのも想像できます。行けたとしても長期休暇期の割高な時期でしょう。視野も広がるような気がします(大半は楽しかったくらいで終わっているような気がしないでもないですが)。

 

 次に「とりあえず英語はやっておくべき」という話です。これも間違っているとは思いません。海外で働く人も増えてきましたし、日本で働く外国人の方も増えてきているような気がするので、話せて損はないでしょう。

 

 次に「社会人になったら遊べないから今のうちに遊んでおくべき」という話です。これも間違ってはいない気がします。そりゃ学生と比べたら社会人は遊べないという話になるでしょう。

 

これまで述べてきたように、世間一般に言われる「学生時代にしかできないこと、もしくはすべきこと」は間違っているとは思いません。ただ、これらを正確に言い直すなら「学生時代にしかできない」のではなく、「厳密には社会人でもできるけど、学生は時間があるからやっておいたほうが良いこと」といったところではないでしょうか。

 

というのも、実際問題、海外に行くことは社会人でも近場であれば土日で行ってこられるし、現に内定先の社員も○○行ってきたーとか言っています。英語は必要に駆られたら(やらざるを得ない状況になったら)勝手にやるようになるだろうし、そもそも英語はコミュニケーションのツールでしかないので、英語が話せるだけでは中身のない残念な人になりそうだし、というかもはや言語の壁を超えるようなサービスも出始めているから、実は学生時代に必死こいて英語をやる必要はないんじゃないかとも思います。更に社会人は遊べないとか言いながらも、土日は基本的に休みだから、遊べないこともないと思うのです。つまり、これらは社会人になってもある程度できるのではないでしょうか。というか、アルバイトをしてお金を貯めて海外に行ったり、就活を視野に入れてTOEICを勉強する大学生って、働いてお金を貯めて遊び、時間を見つけて英語を勉強する普通の社会人と大して変わらないと思うのは気のせいでしょうか。これが社会人と大して変わらないのであれば、学生時代にこれらをやる理由にはなりません。

 

それじゃあ「本当に学生時代にしかできないこと、もしくはすべきこと」は何か。私は「学業(学問)」だと思っています。学業と言ってもいろいろありますが、とりわけ重要だと思うのは、私が大学で学んでいる政治経済などを中心とした社会科学です。

 

ではなぜ「学業」が重要だと思うのかという点。それは学生だからというのが1つです。学生というのは勉強することが本分だという当たり前のことです。そこをやらずして、海外行くだのバイトして遊ぶだの、何を言っているのかと思います。ただこれだとちょっと根拠が弱いような。

 

そこでもう1つは、学業をきちんとやることは、社会人になってからも役に立つと思うからです。大学の勉強は社会では役に立たないとよく言われますが、私はそんなことないと思っています。確かに直接的には役立たないかもしれませんが、ものの考え方は応用できると思うし、深いところでつながっていると思います。とりわけ社会科学というのは、ビジネスマンとして必須の知識だと思います。社会の動きを捉えることは、消費者行動を捉えることにもつながりますし、歴史を学ぶことは今後を見据える上で重要です。だからこそ、学生時代に「学業」を最優先すべきだと思うのです。

 

更に言えば、「学業(学問)」を体系的にきちんとやるには、難解な本を読む必要性も出てきますので、まとまった時間が必要です。それを土日だけでやろうというのは結構無理があるような気がするのです。つまり、まとまった時間がある学生にしか「学業(学問)」はできないのです。

 

長くなりましたが、以上のような理由で、学生時代は学業に専念すべきだと考えています。でも、多分少数派なんですよね。まぁ周りに理解者が数名いるだけ救われているなと思う今日この頃です。

 

あ、でも、ここまで書いて思ったのは、学業をきちんとやった上で上記のような例もやりなさいと言っているのでしょうか。そうであればなんら問題ない気がしますが、どうも私にはそうは思えないです。学業なんかより遊んでおけ。というニュアンスが強い気がします。実際のところはよくわかりませんが。

 

とにかく、これまで書いてきたように個人的には学業が学生にとって最重要項目だと思っているので、後悔しないように残りの学生生活を学業に注ぎ込んでいきたいと思います。

 

これからを生き抜くために大学時代にすべきこと

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