乾パンはなぜまずいのか
山梨県、色々と麻痺していますね。実は私、山梨県に住んでおりまして、実家に帰りたいなぁなんて思いつつも、電車が一切動かずどうしようもない状態です。とは言っても、私のところは電気・ガス・水道はしっかり供給されていますので(他の状況はどうなのかわかりませんが心配です)、ここ数日はお家でぬくぬくしています。
しかしながら、食料もそろそろ尽きそうです。だから買い出しに行こうかとも思うのですが、雪だらけで外に行くのは危なそうだし、更に行ったところで品薄なんじゃね?ということを考えると、面倒で外出する気になりません。
そんなことを考えてはいるものの、やはりお腹は減る。そこで部屋を物色していると、乾パンを発見!実は私、乾パンを食べたことがないのです(ホントはあるのかもしれないけど覚えていない)。乾パンというのは保存食なのだから、食べるとしたらこのタイミングしかない!と思って食べてみました。
全然美味しくない。いや、これはまずいと言っても・・・。なにせパッサパサで、しかも喉乾くし。特に喉乾くって非常食としてどうなのよ?と思ってしまいました。乾パンの入っている缶には「食べておいしく備えて安心」って書いてあるんですけれど、これはウソですね。
でも今のところ乾パンとちょっとしたレトルトくらいしかないんで、とりあえず食べているのですが、これを食べているうちに「なぜ乾パンはまずいのか?」という問いに対する自分なりの解答が浮かびまして。
その自分なりの解答は、「長い期間ちょこちょこ食べるため」というものです。というのも、何かしらの災害時というのは、震災等の経験からもわかるように、ある程度の食糧不足に陥ります。当たり前ですが人間が生きる上で食料というのは不可欠なものであり、長期間食料がなければ衰弱します。
で、こうした長期間の食料不足に陥った場合に、保存食というのが役立つと思うのですが、その保存食が美味しかった場合、食料不足という認識が食べる量を多少セーブするとはいえ、割とバクバク食べちゃうんじゃないかなと思うんですよね。美味しいものはどんどん食べたいと思うものです。
でも、乾パンというのは全然美味しくないからバクバクは食べないし、というよりむしろ、お腹が空いたから仕方なくちょこちょこ食べるというスタンスになります。しかも乾パンの性質上、一度開封しても、恐らく一定期間は持つと思うし、意外と腹にたまるんですよね。つまり、ある程度の長期的な食料不足に対応するために、敢えてまずく作っているんじゃないかと思いました。例えばですけど、一回きりの美味しいレトルトを食べるのと、レトルトよりまずいけど長期的に食べられる乾パンだったら、満足度は多分前者ですが、健康的には(不満ではあるけど食事を何日か継続して食べることができる)後者のほうがいいような気がするのです*1。
というわけで、乾パンがまずい理由を無理やり正当化して、現状の自分をなだめておりますw水曜日あたりにまた雪とか言ってるみたいなんで、ため息しかでませんね~。天候なんでどうしようもないのですが。。ネット乞食でもしようかと一瞬思いましたが、物流的に難しいですね。調子に乗っていました。すみません。大人しく買い出し行ってきます。
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*1:完全に個人的なイメージで科学的根拠は全くありません。