社民党や共産党について思うこと

 これは昔参院選が終わった後に書いた記事なのですが、考えることは変わっていないので、メモも兼ねて改めて載せておきます。

 

個人的には社民党や共産党の掲げる政策の方向性は、おおむね正しいと思うのですが(もちろん疑問符のつく公約もあります)、どうも積極的に支持できません。どうしてだろうかと少し考えてみたのですが、恐らく「何もかも反対」という印象が強すぎるのかなと思います。原発反対、TPP反対、改憲反対、消費税増税反対…。反対するのはいいけれど、じゃあどうするの?という視点が欠けているように感じるのです。いや、正確にはじゃあどうするの?の視点が欠けているのではなく、うまく伝えきれていないのかもしれません。例えば最近ではツイッターを見ていると、じゃあどうするの?の部分も結構見えてきていると思います。しかし、現段階ではまだツイッターは影響力が小さいと思いますし、影響力の大きいテレビでの討論や新聞などでは「反対」が全面に押し出されている感は否めません。要するに、全体としては「反対のための政党」にしか見えなくて、政権取って本気で日本を変えていこうとする意思が見えないのです。

 

というか、長い間いろんなことに反対という主張を続けてきたのだから、今さら反対を全面に押し出さなくても有権者はわかっているような気がします。反対の刷り込みは終わったのだから、そろそろ反対する代わりにどうすべきか、という方向性を全面に押し出す戦略に切り替えたほうがいい気がします。そのほうが個人的には支持したくなります。

 

あとは共産党に関しては、共産党という名前をやめたほうがいいと思います。この名前がついていると共産主義を目指しているようにしか聞こえません。というか実際に共産主義(社会主義?資本主義の否定?)を目指しているのでしょうか。綱領を読んでいるわけではないのでわかりませんが。この辺が共闘できない理由なのだろうか。私もまだまだ勉強不足です。

 

 

今日はこんなところで。