人間は目の前に訪れた運命に身を委ねるしかない

 

 

 

「えっ、私が自分で会社を立ち上げるんですか?」:日経ビジネスオンライン

 

 ライフネット生命保険、出口さんの記事です。

 

その中での一文、「人間は目の前に訪れた運命に身を委ねるしかない」

 

まだ社会人にすらなっていないぺーぺーの若造ですが、なんか感覚的にそんな気がすると思っていたので、自分の記録ということで書いておきます。

 

私の学生時代は結構行き当たりばったりでやってきたのですが、これに共感できたのは、今振り返ってみると、運命に身を委ねたら案外良い結果になったなぁと思うことが多かったからです。

 

簡単に振り返ると、まずは高校時代。高校受験で自分の行きたかった公立高校に受からず、滑り止めで受けていた私立高校に行くことになりました。正直あんまり行きたいと思える高校ではなかったのですが、そこしか行くところがないので仕方なく行きました。で、授業を受け始めると、今時珍しい?なかなかのスパルタ系で、予習しないと授業についていけない(特に英語)、というかめちゃ怒られる感じでした。毎日のようにおびえながら授業を受けていたわけですが、そのおかげか、英語はそれなりにできるようになりました(あくまで受験のための読み書きのほうですけど)。というか英語以外にも勉強しないと白い目で見られる感じだったので、結構勉強しました。これによって半ば強制ではありますが、勉強するクセみたいのはついたのではないかと今では思っています。

 

勉学だけでなく、部活も流れに乗った感がありました。もともとは硬式野球をやりたかったのですが、私の入った私立がとんでもなく強い高校で、まずレギュラーになれないと思ったので、たまたまあった軟式野球部に入りました。軟式だからって結構なめていたのですが、思った以上にレベルが高く、周りもかなり本気で取り組んでいる仲間たちで、レギュラーになるのはそれなりに苦労しました。真摯に取り組む仲間に囲まれていると、自分も自然と本気になれました。積極的に選んだ道ではなかったけれど、そこに身を置けたのは今では大きな財産です。

 

大学受験でも、結構勉強したとか言いながら、第一志望には受からず、第二志望?の大学に行くことになりました。前述のような高校のときの経験もあって、このころから不本意ではあるけれど、とりあえずこの大学に行くことが運命だと思って頑張るか。と考えるようになりました。その結果、ここで出会った様々な教授や友人のおかげで、すごく学問を楽しめています。講義が残念だったり、学問的な話を嫌がる学生が多いなどの不満はあるけれど、今の大学に来なければよかったとは思っていません。むしろここだったからここまで学問に興味が持てたとも言えます。

 

 

 

なんだかまとまりに欠けますが、「案外流されるのも悪くないと思った」という話です。たとえ最初は不本意でも、とりあえず目の前に訪れたことに乗っかって一生懸命やれば、あとで振り返った時に案外流されてよかったかもと思える。今後もあんまり考えすぎずに生きていきたいなと思います(考えなさすぎも問題だとは思いますが笑)。

 

 決まった内定先も、ここに行きたい!みたいな思いは特別ありませんでしたが、まぁ決まったことだし、人もよさそうなので(もしかしたら騙されてる?w)、とりあえず受け入れてくれたところで一生懸命頑張ろうと思います。